TOEICテストの受験者の人数によって平均点が違う？？

TOEICテストは全体の正答率によって、点数が多少変動します。

要はある問題が難しくて正答率が低いのであれば、その問題の配点が上がります。

逆もしかりです。

では受験者のレベルが低ければ正答率が低くなるので、レベルが低い時をねらっていけば良いのではないかという話があります。ただTOEICテストの運営委員会はスコアの同一化を図っているので、毎回のスコアは変わらないみたいですが、生徒様のテストの結果を見ると、点数が一様に伸びていない回があるようにも感じています。

とりあえず受験者数と平均点が関係があるようですので、公式のサイトから過去一年分の受験者数を調べてみました。

第291回（2022年3月20日 午後）46,320人　

第290回（2022年3月20日 午前）39,665人　

第289回（2022年2月27日 午後）33,949人　

第288回（2022年2月27日 午前）36,626人　

第287回（2022年1月30日 午後）37,510人　

第286回（2022年1月30日 午前）35,645人

第285回（2021年12月19日 午後）34,382人

第284回（2021年12月19日 午前）30,610人

第283回（2021年11月28日 午後）33,373人

第282回（2021年11月28日 午前）39,385人　

第281回（2021年10月24日 午後）27,693人　

第280回（2021年10月24日 午前）21,274人　

第279回（2021年10月3日 午後）25,737人　

第278回（2021年10月3日 午前）24,893人　

第277回（2021年9月12日 午後）37,835人

第276回（2021年9月12日 午前）36,262人

第275回（2021年8月22日 午後）30,174人　

第274回（2021年8月22日 午前）33,816人

第273回（2021年7月11日 午後）33,093人

第272回（2021年7月11日 午前）33,409人

第271回（2021年6月20日 午後）38,936人

第270回（2021年6月20日 午前）40,834人　

第269回（2021年5月23日 午後）41,286人　

第268回（2021年5月23日 午前）39,291人

第267回（2021年4月25日 午後）35,972人

第266回（2021年4月25日 午前）32,714人

出典：　https://www.iibc-global.org/toeic/official_data/lr/data_avelist.html

という形なのですが、受験者数のTOP５と平均点が下記のものです。

１．第291回（2022年3月20日 午後）46,320人　 平均点603.4

２．第269回（2021年5月23日 午後）41,286人　 平均点604.7

３．第270回（2021年6月20日 午前）40,834人　 平均点607.8

４．第290回（2022年3月20日 午前）39,665人　 平均点609.8

５．第282回（2021年11月28日 午前）39,385人　平均点605.2

そして受験者数のワースト５が下記です。

１．第275回（2021年8月22日 午後）30,174人　 平均点614.5

２．第281回（2021年10月24日 午後）27,693人　平均点612.3

３．第279回（2021年10月3日 午後）25,737人　 平均点618.8

４．第278回（2021年10月3日 午前）24,893人　 平均点619.1

５．第280回（2021年10月24日 午前）21,274人　平均点625.0 上記の通り、受験者数が多い時は平均点が低く、受験者数が少ない時は平均点が高いです。

どうやら受験者数が多い時は、普段受験しないレベルが低い方も受けられるからのようです。

3月は就活もあり、例年受験者数が多くなり、10月は逆に毎年少ないようです。

まとめ

平均点が低い時期に受験をした方が、配点は高くなる可能性があるかもしれません。ただ上述の通り、運営委員会はスコアの同一化を図っているとのことなので、あくまでも参考までですかね。

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